武家屋敷の街「角館」の伝統行事です!

武家屋敷や桜並木で有名な、仙北市角館町。その角館の伝統行事が「角館祭りのやま行事」です。

国指定重要無形民俗文化財にも指定されており、毎年9月7、8、9日の夜に行われます。地域の繁栄や商売繁盛、家族の無病息災などを祈願するもので、神明社(9月7、8日)と薬師堂(9月8、9日)の祭りが一緒になったものです。

各丁内で武者人形や歌舞伎人形をのせた曳山(ひきやま)を作成し、丁内を曳き回ります。曳山には太鼓や三味線などによるおやま囃子の人や、あでやかな手踊りを披露する秋田おばこが乗っています。

曳山の進行中、曳山同士が対面することがあり、その際どちらかが道を譲ってくれるよう「交渉」を行います。もちろんどちらも引くわけはなく、交渉決裂となり、実力で通ることとなります。それを「やまぶつけ」と言い、お祭りのメインでもあります。

写真は、その山ぶつけの瞬間のものです。激しく躯体がぶつかる音はすさまじく、物凄い迫力です。しかし、この時は観光客向けの観光用の衝突でした。
観光客の帰った深夜には、酒も入り正に互いの主張をぶつける本気のやまぶつけが開催されるそうです。

残念ながら今年2020年は、新型コロナウイルスの蔓延により中止となってしまいました。駐車場(ほぼ有料です)やトイレもあちこちに整備されており、祭り会場がそれほど遠くないので、比較的気軽に見に行ける観光行事でもあります。
来年は、たくさんの方がお越しできる環境だと嬉しいですね(#^.^#)

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