『酒田市』「酒田と言えば、やっぱりここ!」黒壁の山居倉庫と美しいけやき並木を訪問。季節ごとに表情を変える酒田を代表する風景を今回もたっぷり楽しんできました

山形・庄内遠足。遊佐町の「丸池様」で神秘的な水の風景を楽しんだ後、いよいよ酒田市へ。酒田市と言えば……

もう説明するまでもないほど有名なスポットですよね。そう、「山居倉庫」です。酒田を訪れたら、やっぱりここは外せません。

山居倉庫は、明治26年(1893年)に建てられた米の保管倉庫。黒壁の土蔵造りの倉庫が9棟連なり、かつて米どころ庄内の米を保管し、酒田の港から全国へ送り出していた歴史を今に伝えています。2021年には国指定史跡にもなりました。

しかも、山居倉庫は長い間、実際に米を保管する農業倉庫として使われていました。129年間にわたって米倉庫としての役割を果たし、2022年9月にその役目を終えたそうです。

倉庫の中に入ることはできませんが、外から眺めるだけでも十分に歴史を感じる佇まい。むしろ、黒壁と黒い屋根が連なる姿をじっくり眺めていると、「ここに昔から庄内のお米が保管されていたんだな」と想像が膨らみます。

そして、倉庫の裏側に回ってみると……

こちらには中庭のような空間があり、表側とはまた違った雰囲気。静かで落ち着いた空間で、こちらもなかなか素敵です。

そして、山居倉庫を語るうえでもう一つ欠かせないのが、背後に連なるけやき並木。

樹齢150年以上ともいわれるけやきが35本並び、夏の強い日差しから倉庫を守る役割も果たしてきました。倉庫の温度上昇を抑えるためにけやき並木を利用する。これもまた、自然を上手に利用した先人の知恵なんですね。

黒壁の倉庫と、緑のけやき。この組み合わせが、何とも美しい。何度見ても「やっぱりいいなぁ」と思ってしまいます。

石畳と倉庫、けやき並木を組み合わせて撮影すると、これまた絵になります。

春の新緑。夏の深い緑。秋の紅葉。そして冬の雪景色。同じ場所なのに、季節が変わるだけでまったく違う表情を見せてくれるのが山居倉庫の魅力です。これは一度だけではなく、それぞれの季節に訪れてみたくなりますね。

以前は倉庫の向かい側に、お土産や庄内の特産品を販売する「酒田夢の倶楽」や資料館などがありましたが、こちらは2025年に「いろは蔵パーク」へ移転。現在、山居倉庫では観光案内の拠点となるインフォメーションセンターが設けられています。なお、倉庫の外観はいつでも見学できます。

時代とともに、山居倉庫の役割も少しずつ変わっているんですね。それでも、ここに立てば、明治から続く酒田の歴史を感じることができます。

そして何より、この景色。黒壁の倉庫。石畳。そして、ずらりと並ぶけやき。やっぱり秀逸です。今回も山居倉庫の美しい景色をたっぷり楽しませていただきました。

酒田を訪れたら、一度は見ておきたい場所。そして、一度訪れたら、今度は違う季節にも訪れたくなる場所。それが山居倉庫なのかもしれません。今回も楽しませていただき、ありがとうございました!

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