『仙北市・北秋田市』秋田内陸線「又鬼号」で角館から鷹巣までの120分。渓谷と山々が彩る初冬の絶景ローカル線旅で魅力を再発見する日

秋田内陸線の乗り放題チケットをいただいたことをきっかけに、ずっと気になっていたローカル線の旅へ。利用期限が12月7日と迫るなか、運良く快晴に恵まれ、最高の乗車日和となりました。

今回乗車したのは「又鬼号」 阿仁に伝わる“マタギ文化”にちなんだ列車で、角館駅を出発し終点の鷹巣駅まで約120分ののんびり旅がスタートします。

車内の座席には熊がデザインされ、その中にこっそり紛れ込んでいる“マタギ”のイラストを探すという遊び心も。荷物棚の上には、片側に川を表す鮭や鱒のイラスト、もう片側には山を象徴する熊やカモシカのイラストが描かれており、車内にいながら阿仁の自然に包まれているような感覚になります。

持ち込んだおつまみと車内販売で購入したビールで乾杯…と行きたかったところですが、私は運転手なのでノンアルビールを購入し乾杯。車窓からは桧木内川の渓流が現れ、思わず写真を撮るも残念ながらブレてしまい記録に残せず。それでも目に焼きつく風景は十分に価値があります。

やがて雪をまとった駒ヶ岳が姿を見せますが、山頂だけ雲に隠れており、それもまた初冬らしい景色の一部。比立内駅では列車のすれ違いがあり、ホームでパチリ。さらに進むと、秋田内陸線最大の見どころ「大又川橋梁」へ。列車は速度を落としてくれ、阿仁川の渓流をゆっくり眺められる贅沢な時間が流れます

立派な外観で知られる阿仁合駅を過ぎ、ほどなくして合川駅でも列車のすれ違いが。そこからは森吉山が姿を現し、雄大な山容に見惚れてしまいます。やがて阿仁川が広く穏やかになり、流れが落ち着く頃、終着の鷹巣駅に到着。ホームでは名物車両「縄文号」が停車しており、こちらも記念に撮影しました。

正直、ローカル線の旅は風景が単調で飽きるかも…と思っていたのですが、実際はその真逆。初冬で葉が落ち、決してハイシーズンではないにもかかわらず、雄大な山々や渓流の美しさに惹きつけられ、120分が驚くほどあっという間に終わってしまいました。

これが春の桜、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色なら…どれほど素晴らしいのだろうと想像せずにはいられません。必ず季節を変えて再訪しようと心に決めたオッちゃんでした。これほどの絶景を誇る路線、もっと魅力を発信して活用できたら良いのになぁ…と感じながら、旅の余韻に浸るのでした。

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