『秋田市』浮き桟橋から眺める初夏の風物詩　秋田駅前からすぐ、千秋公園・大手門の堀で出会う蓮の花と水辺の涼景色。

この日は秋田駅前で研修があり、その合間に少し足を伸ばして「千秋公園」へ。秋田市を代表する観光スポットのひとつで、四季折々の自然を楽しめる場所です。

中でもこの時期に気になるのが、「大手門の堀」に咲く蓮の花。ふと思い立ち、今年の様子を見に行ってみることにしました。

蓮の花は例年、７月下旬から８月上旬にかけてが見頃。去年7月には、堀の中に浮き桟橋式の遊歩道が新たに設置され、より間近で花を眺められるようになったことで、観光客や市民の姿もぐんと増えました。

この日も数組の方がカメラを構えていて、皆さん思い思いに蓮の開花を待っているようでした。

あいにく、満開にはまだ少し早かったようで、花の数はまばら。とはいえ、連日の猛暑に背中を押されたのか、ちらほらと咲き始めた花たちもあり、その繊細なピンクの花びらに、思わずシャッターを切りました。水辺の涼やかな空気と相まって、気持ちもすっと和らぐひとときです。

また、堀のすぐそばには新しく完成した秋田市文化創造館「ミルハス」があり、そのモダンな外観と水面に映る噴水の組み合わせが、近代と自然の共存を感じさせてくれます。少し時間を取ってでも、立ち寄る価値のある景色ですね。

本格的な見頃は、今週末あたりからになりそう。夕暮れからはライトアップも行われているそうなので、日中とはまた違った幻想的な表情が楽しめるはず。
いよいよ夏本番。暑さは厳しいですが、こうした自然の美しさに触れると、心が少し軽くなる気がします。次はぜひ満開のタイミングで、再訪したいと思います。

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