『秋田市』ブラウブリッツ秋田がホーム最終盤で歓喜！いわきＦＣを撃破し、魂の勝利でＪ２残留を決定。秋田オレオレが響くソユースタジアム

残り試合もあと３試合。まだＪ２残留が確定していないブラウブリッツ秋田にとって、ホームで迎える「いわきＦＣ戦」はまさに負けられない一戦でした。

ブラウブリッツより後にＪ２昇格したチームに、先輩としての意地を見せたいところです。

しかしスタジアムに着くと、まさかのハプニング。「あれ？大型ビジョンが点いていない！」と思ったら、まさかの故障。幸先が悪いようにも思えましたが、そんな不安を吹き飛ばすように、スタジアムＤＪのシャバ駄馬男さんとアシスタントの玉ちゃんこと小玉夕美子さんが、いつも以上に熱く会場を盛り上げます。

いわきボールでキックオフ。両チームとも球際の激しさが際立ち、序盤から手に汗握る展開。ブラウブリッツはＣＫやＦＫからチャンスを作り、いわきは両サイドを使ったクロス攻撃。どちらも譲らぬ攻防が続きました。

均衡を破ったのは前半３４分。ＦＫのチャンスで、水谷選手が意表を突く左サイドへのパス。受けた佐藤選手がすかさずクロスを上げると、中央に走り込んだ飯泉選手が豪快なヘディングシュート！ネットを揺らし、秋田が先制しました。その後も両チーム攻め合うも、前半は１－０で折り返し。

ハーフタイムにはゲストとして元日本代表ＦＷ・城彰二さんが登場。スタジアムを一周してのファンサービスに、観客も大いに盛り上がります。

後半は一転して、より激しい展開に。お互いに譲れない気持ちがぶつかり合い、イエローカードが増えていきます。いわきは前掛かりの攻撃を仕掛けますが、秋田ＤＦ陣の粘りとＧＫ山田選手のファインセーブでゴールを死守。試合終了間際には、いわき熊田選手に２枚目のイエローカードが提示され退場。

それでもいわきの猛攻は止まりません。アディショナルタイム９６分、いわきの焦りから生まれたパスミスを、佐藤選手が見逃しません。鋭いインターセプトから独走し、ＧＫの頭上を抜くループ気味のシュートで追加点！スタジアムは歓喜に包まれ、ブラウブリッツ秋田が２－０で勝利。ついにＪ２残留を確定させました。